2026.02.13 その他

永井良三氏
医療用の生成AIは、欧米を中心に幅広く活用されているが、海外AIモデルで使われている日本人の医療データ学習量は全体のごく一部(GPT3で0・11%)でしかなく、日本の医療現場で使うには課題が多い。内閣府が推進する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「統合型ヘルスケアシステムの構築」では、新たな基盤モデルの構築やCT画像からの所見レポート作成など、国産の医療用生成AIの開発を進めており、高性能な医療用生成AIの実用化が見えてきた。永井良三PD(自治医科大学長)は「このプロジェクトは、情報学者、医療情報の専門家、臨床医、行政研究者というヘテロな集団が、お互いに情報交換することで進んできた。チームサイエンスという、新しい日本の研究開発のあり方をあらわしている」と話す。
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