石田真敏総務大臣は、総務省テレコム記者会加盟各社のグループインタビューに応じ、ICT政策や技術戦略・研究開発推進方策などについて語った。革新的なICTの具体的な研究開発成果の具体例として、総務省所管の国立研究開発法人である情報通信研究機構(NICT)が研究開発を進めている言語翻訳技術を紹介した。
石田大臣は、NICTが実現した多言語音声翻訳アプリ「ボイストラ(VoiceTra)」を、自身も活用しており、海外へ出かけた際も便利に使っているとし「これは、いま大変な進化を遂げている技術で、日本人にとって大きな課題となっている、言葉の障壁をなくしてくれる素晴らしい技術だと思う。インバウンドや外国人受け入れなどにも期待できる」と称賛した。
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