2019.04.26 大学等
東海大学医学部付属病院(渡辺雅彦病院長)は、日本初のヒト椎間板由来細胞からなる細胞治療製品を用いた、腰痛症に対する再生医療の治験を実施し、対象となる腰椎椎間板変性症の患者の募集を5月7日に開始すると発表した。同治験はディスクジェニックス社(米国:フラッグフラナガンCEO)からの委託を受け、同社の細胞治療製品「IDCT-001」を用いて、安全性および有効性の評価を目的に臨床第Ⅰ/Ⅱ相試験と継続観察試験が行われる。治験調整医師を同大学医学部の酒井大輔准教授が務め、同大学付属病院のほか6大学附属病院で実施される。治験国内管理はIDファーマ(朱亜峰取締役社長)が行う。
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