2019.08.09 その他
コンソーシアム設立調印式に出席した市長ら
東京大学生産技術研究所(岸利治所長)と千葉県千葉市、東京都杉並区、東京都国分寺市、秋田県由利本荘市、秋田県能代市、鹿児島県肝属郡肝付町の6自治体は、「科学自然都市協創連合~宇宙開発発祥の地から繋ぐコンソーシアム~」を設立した。設立調印式は7月23日に、国立新美術館(東京都港区六本木)で開催された。
同コンソーシアムは、日本のロケット開発黎明期におけるロケット開発にゆかりのある各自治体およびその開発を中心となって進めた糸川英夫博士が所属していた東大生産研が、連携して科学技術を活用して夢と活力のある社会を形成することを目的にしている。魅力的で安全・安心なまちづくり、人材育成等に連携して取り組むという。今後は、趣旨に賛同する自治体や研究機関との連携を広げていくという。東大生産研は1949年に設立され、今年70周年を迎える。コンソーシアムはこれを契機に設立準備が昨年から行われていた。
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