2019.10.11 政策
量子技術推進議員連盟の設立総会であいさつする林芳正会長(右から2人目)
自民党の林芳正参議院議員、甘利明衆議院議員、渡海紀三朗衆議院議員、大塚拓衆議院議員、大野敬太郎衆議院議員が発起人となって、量子技術推進議員連盟が発足し、3日、設立総会を開催した。会長となった林議員は「量子技術は極めて重要な鍵となる基盤技術。米国、欧州、中国は研究開発投資を大幅に拡充するとともに、研究開発拠点や人材育成等に戦略的に取り組んでいる。日本は、理論や知識・技術基盤など基礎研究で優位性があるが、実用化や産業・システム化、拠点形成で後れをとっている。政府内でも量子技術戦略の検討が進んでいるが、この議員連盟では、応援団として量子技術を盛り上げていきたい」と挨拶した。
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