会見に臨んだ大野京子教授(右)と横井多恵助教
東京医科歯科大学医学部附属病院(大川淳病院長)は、軽度から強度に至る近視患者を、全生涯にわたり総合的に治療する「先端近視センター」を設立したと11月12日発表した。
同センターは、小児から近視の発症と進行に対する治療を主に行う「近視進行抑制部門」、成人の近視患者に対して多焦点有水晶体レンズや多焦点レンズを用いて矯正・治療する「屈折矯正部門」、既に強度近視に至った患者の強度近視に伴う眼合併症を治療し、失明に至った場合にもアフターケアを提供する「病的近視診療部門」の3部門で構成。センター長は大野京子教授(大学院医歯学総合研究科/医学部附属病院眼科)が務める。
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