2020.01.01 政策
若手研究者の日々の体験に基づく様々な意見が飛び交った意見交換会。竹本直一科学技術政策担当相は「生の声を政策に活かしたい」とした。
竹本直一科学技術政策担当大臣が、若手研究者10人と意見交換会を開催した。竹本大臣は「研究力強化・若手研究者支援総合パッケージをまとめるにあたって、現場の若手研究者が本当にどんなことで困っているのかを直接伺い、政策に活かそうと思う。失敗してもなんとかなるという環境が大事だ」と話した。今後、どのように若手の意見が反映されていくのか注目される。
近年、博士課程後期に学生が進学しなくなっており、研究力低下の一因となっているのではないかと研究現場では危機感が強まっている。こうした観点などから、様々な意見が出されたので、若手研究者の生の声として紹介しよう。なお狩野光伸岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科教授は、ファシリテーターとして参加した。
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