2020.01.10 研究・成果
JAXAの超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)が、最も低い地球観測衛星の軌道高度の衛星として、ギネス世界記録に認定された。記録された軌道高度は、167.4㌔㍍。
超低高度衛星は、小さなセンサーを用いて高分解能の衛星画像を取得できるが、超低高度と呼ばれる軌道高度200~300㌔㍍では通常の地球観測衛星が飛行する高度に比べて大気抵抗や衛星材料を劣化させる原子状酸素の密度が約1000倍になるため、精密な姿勢・軌道制御や長期間の衛星運用が求められる地球観測衛星には不向きだといわれている。
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