2020.07.17 研究・成果
国立精神・神経医療研究センター(NCNP)精神保健研究所の金吉晴所長と堀弘明室長、中山未知研究生らの研究グループは、名古屋市立大学、金沢大学と共同で、幼少期の性的虐待が心的外傷後ストレス障害(PTSD)と認知機能低下を及ぼす可能性があることを、女性PTSD患者を対象とした研究で明らかにしたと発表した。幼少期の性的虐待が成人後の認知機能低下を引き起こし、PTSDの発症リスクを増大させ、患者の人生に長期的に悪影響を及ぼすことが明らかになった。
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