2020.08.07 その他
記者会見の様子。右からパンデミック特別検討会の家田仁委員長(右)と松崎薫副委員長
土木学会(家田仁会長)は7月14日、「COVID-19」災禍を踏まえた社会とインフラの転換に関する声明」を発表した。世界がパンデミックを経験してからの未来を「ポストパンデミック時代」と位置づけ、積極的なパラダイムシフトの推進と「防疫」社会の具体的実現に向けた新しい認識と提言を発信することを目的としている。声明は同日Webサイトに全文掲載された。
家田会長は記者会見で「われわれインフラに関わる者あるいは国土に関わる者は、このパンデミックに対して、より中心的に我がこととして取り組まなくてはならないという思いを強くしています」と述べた。従来、水平的に展開してきたインフラ整備を、質を重視する垂直展開へ切り替えることを提案している。
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