2021.02.26 研究・成果
新型コロナウイルス感染症流行により、医療従事者のメンタルヘルスの維持が重要な問題になっている中、東北大学大学院医学系研究科の朝倉京子教授らのグループは、新型コロナウイルス感染症流行の拡大時における看護職の精神健康の変化と離職意向の状態を明らかにした。
「新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、看護職の仕事を辞めたいと思ったことがありましたか?」の質問に対し、「たびたびあった」との回答が355人(15・6%)、「ときどきあった」との回答が620人(27・3%)で、合計975人(42・9%)の看護職が新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、看護職の仕事を辞めたいと思う経験をしていたことが明らかになった。
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