2021.04.30 産業・製品
神戸大学、NTTドコモ、メディカロイド、神戸市の4者は、商用5G(第5世代移動通信システム)を介した国産手術支援ロボット「hinotoriサージカルロボットシステム」の遠隔操作の実証実験を開始した。商用5Gネットワークを介した手術支援ロボットの遠隔操作実証実験は、これが世界で初めてとなる。
これは、内閣府の「地方大学・地域産業創生交付金事業」として採択された神戸市の「神戸未来医療構想」の枠組みにおいて、次世代通信ネットワークを用いた遠隔ロボット手術の実現に向け、最先端のネットワーク環境や医療機器を設置した実証実験施設「プレシジョン・テレサージェリーセンター」を立ち上げ、同センターで実証実験を行ったものである。
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