2022.07.01 その他
総務省は6月21日、太陽フレア爆発等、100年に1回起こるような過酷な宇宙天気現象が地球全体にもたらす災害について、人命や貴重な財産が失われることのないように、今後の対策をまとめた「宇宙天気予報の高度化の在り方に関する検討会(座長:草野完也名古屋大学宇宙地球環境研究所所長)の報告書」を公表した。
太陽フレア爆発等が発生すると、地球上の重要なインフラである通信・放送・測位、衛星運用、航空運用、電力網に異常を生じさせ、社会経済に多大な被害をもたらす恐れがある。実際に国内外では無線通信の途絶や大規模停電、人工衛星の喪失といった被害が発生している。
© 2024 THE SCIENCE NEWS