2022.12.23 大学等
総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)で開かれた有識者議員会合
研究に専念できる時間を確保するために、大学のマネジメント層は何をすべきなのか。総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)有識者議員会合は、研究時間の質・量の向上に関するガイドライン案を取りまとめた。年明けに予定している地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージに反映することで、日本の大学の研究力の底上げを図る。
日本の大学教員の研究時間割合は、2002年の46・5%から、18年には32・9%まで低下し、また総勤務時間自体も平均で年間300時間程度減少している。こうした研究時間の減少は、研究力低下の大きな要因となっている。
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