2023.05.19 研究・成果
香川大学医学部の西山成教授とNourin Jahanさん(大学院生)、東京慈恵会医科大学の横尾隆教授と小泉誠助教、神戸大学、帝京平成大学、プライムホスピタル玉島、京都大学、日本大学、名古屋市立大学、自治医科大学、(一財)沖縄美ら海財団などの研究グループは、飼育されている高齢のイルカが腎臓病を発症する原因が、腎組織へのリンの蓄積であることを明らかにしたと発表した。心臓病が原因で死亡した高齢の飼育イルカの腎臓を解析することでわかった。またこのリン蓄積がマグネシウムの投与で一部軽減することが確認された。飼育イルカの健康維持に向けた予防法や診断治療法の開発につながる成果と期待される。
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