2023.07.14 その他
絹笠祐介教授
東京医科歯科大学病院(藤井靖久病院長)は、「触覚」を有する手術支援ロボットシステム「Saroaサージカルシステム」を用いた世界で初の手術に成功したと7月4日発表した。同システムは同大学と東京工業大学、リバーフィールドが共同で開発し、今年5月に製造販売承認を得ていた。行われた手術は大腸がん切除手術で、同システムの開発にも関わった絹笠祐介教授が担当した。絹笠教授はこれまで「ダヴィンチ」を用いた大腸がん手術を10年以上続けてきた経験がある。
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