2024.01.12 研究・成果
奈良女子大学研究院生活環境科学系の高浪景子准教授、国立遺伝学研究所、長岡技術科学大学、岡山大学の共同研究グループは、目のかゆみを伝達する脳幹の神経機構について明らかにしたと発表した。マウス結膜炎モデルを用いて、体の知覚を伝達する脊髄知覚神経系のかゆみ特異分子であるガストン放出ペプチド(GRP)と同受容体が目のかゆみの伝達に関与するか解析することでわかった。花粉症など難治性掻痒症の治療法開発につながる成果と期待される。
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