2024.09.27 研究・成果
京都大学大学院教育学研究科の明和政子教授と上田江里子さん(研究当時大学院生)、大阪大学大学院医学系研究科の松永倫子さん(JSPS特別研究員)らの研究グループは、幼児期の気質(不快情動の表出や新奇な環境を積極的に探索接近する特性)が、腸内細菌の組成と関連することを明らかにしたと発表した。全国の3~4歳の日本人幼児284人を対象にした調査・解析でわかった。腸内細菌叢を幼児期に改善することでメンタルヘルスのリスクを緩和あるいは予防できる可能性が示された。
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