城内実科学技術政策担当相

スタートアップ・エコシステム拠点都市の新たな募集が始まった。政府は、２０２０年度に８つの拠点都市を選定しているが、今年度末にＫＰＩの期限を迎えることから、新たに基本的考え方を取りまとめ、拠点都市の公募を開始した（締め切りは３月４日）。現行の８都市以外でも大学発スタートアップ創出の動きが活発化していることから、現在の２類型から３類型へと枠組みを改組し、現行拠点都市に加え、ＮＥＸＴグローバル拠点都市として数カ所程度を新たに選定する。６月ころには決定する予定。城内実科学技術政策担当大臣は「国内各地の企業や研究機関を訪問し、スタートアップ関係者と意見交換を行う中で、地域におけるスタートアップの果たす役割の大きさを強く再認識した。自治体を中心としたコンソーシアムから意欲的、積極的な内容が提案され、さらなるエコシステムの形成につながっていくことを強く期待している」と話す。