横浜市立大学木原生物学研究所の清水健太郎客員教授のグループは、産業技術総合研究所、筑波大学、金沢大学、チューリッヒ大学などとの共同研究で、複数の異なる染色体セット(ゲノム)を持つ異質倍数体種のゲノム変異を同定する新規解析技術の開発に成功した。この技術を利用した解析により、ゲノム倍数化が進化の可能性を広げるという、故・大野乾博士らによる50年来の理論的な予測を支持する結果が得られた。Nature Communicationsに9月25日掲載された。
© 2024 THE SCIENCE NEWS