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2025.07.18 研究・成果

線虫ゲノム完全解読 東大など成功 合成生物学の実験モデルに

東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻の森下真一教授、市川和樹助教(研究当時)、飯野雄一東京大学名誉教授、大学院理学系研究科生物科学専攻の豊島有准教授、米スタンフォード大学のアンドリュー・ファイヤー教授、米コーネル大学のエリック・シュワルツ博士の研究グループは、線虫(Caenorhabditis elegans)の完全なゲノム配列をGenome Research誌で報告した。
現代生物学の理解において、ゲノム配列全体を決定しその特徴を明らかにすることは重要だ。線虫は1998年にゲノム配列が決定された最初の多細胞生物であり、2005年までそのゲノム配列は完全で穴が空いてないと考えられていた。しかし19年に、研究チームが、線虫ゲノム配列は不完全であることを報告し、線虫ゲノム配列の完全解読は未解決問題として残っていた。

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