2025.07.18 その他
国立青少年教育振興機構が実施した米中韓の高校生の科学に対する意識調査についての会見
国立青少年教育振興機構は、日米中韓の高校生の科学に対する意識調査の結果を公表した。4カ国の中で、日本の高校生は、成績は良いものの探究心が低いようだ。古川和理事長は「11年前にも同様の調査をしているが、その時と比べて、理科の学習は面白いという割合が高くなった。一方、授業内容に一定の関心を示しつつも、自発的に意識を広げようとする探究心が低い。学校外での自然体験や科学に関する体験活動への参加の機会が国際的に見て乏しい。学校内だけでは提供しきれない多様で質の高い学びの機会を、学校外の教育機関や企業等の勉強を通じて社会全体に作っていく必要性を改めて感じた」と話す。
© 2025 THE SCIENCE NEWS