2025.10.24 産業・製品

賃貸の集合住宅に住んでいる高齢者は、一戸建てや自分や家族が所有している集合住宅に住んでいる高齢者よりも、循環器疾患の発症や死亡のリスクが高い。東京科学大学環境・社会理工学院建築学系の海塩渉助教と大学院医歯学総合研究科歯科公衆衛生学分野の木内桜助教、未来社会創成研究院ウェルビーイング創成センターの相田潤教授は、浜松医科大学の尾島俊之教授、日本福祉大学の斉藤雅茂教授、千葉大学の花里真道准教授らとともに、健康長寿を目的とした大規模な疫学調査であるJAGES(Japan Gerontological Evaluation Study)のデータと厚生労働省の死因データを突合した分析によって明らかにした。
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