2026.02.13 研究・成果

完全養殖ノドグロの稚魚が泳ぐ水槽を抱える家戸敬太郎教授(右)と中村尚隆技術職員
近畿大学水産研究所(本部・和歌山県白浜町)は、ノドグロ(標準和名アカムツ)の完全養殖に世界で初めて成功した。同研究所での完全養殖達成は30魚種目になる。家戸敬太郎教授は「ノドグロの養殖研究事例はほとんどないため、飼育方法や給餌方法、病気対策など、基本的な養殖技術の開発に取り組み、安定した種苗の生産技術を確立したい。ノドグロはブリなどよりも成長に時間がかかり、出荷サイズになるまで3年必要だが、今回の完全養殖によって、品種改良への道が開けた」と話す。
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