2026.04.10 研究・成果

向山宙希研究員
京都大学医生物学研究所統合生体プロセス分野の向山宙希研究員、渡邊仁美助教、近藤玄教授、廣田圭司准教授らの研究グループは、自己免疫性関節炎において慢性的な炎症と痛みを引き起こす新たな仕組みを解明した。骨髄から移動してきた炎症性単球が関節内で「炎症」と「痛み」を担う、機能の異なる集団へ分化することを突き止めた。向山研究員は「臨床現場では、リウマチの炎症は抑えられたものの痛みが続く患者さんがいます。今回見つかったマクロファージを標的にすることで、炎症だけでなく、痛みを改善する治療法の開発につなげていきたい」と話す。
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