2026.09.11 研究・成果


知識柔一実習生 遠藤浩信主幹研究員
QST量子医科学研究所脳機能イメージング研究センターの知識柔一実習生(千葉大学大学院医学研究院脳神経内科学)、遠藤浩信主幹研究員らは、進行性核上性麻痺(PSP)患者の生体脳に蓄積するタウが経時的に増加・拡大する様子を可視化し、脳深部の淡蒼球におけるタウ蓄積の増加量が大きい患者ほど症状の進行も速いことを世界で初めて示した。
PSPは中高年で発症し、転倒しやすさや体の動かしにくさ、眼球運動障害、認知機能障害などが進行する神経難病で、10万人あたり10~20人が発症する。パーキンソン病患者の10分の1ほどだが、発症初期にはパーキンソン病との区別が難しい。現在、病気の進行を抑える根本的な治療法はなく、治療薬開発では症状の進行を客観的に評価できる指標の確立が重要な課題となっている。
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