2019.08.02 研究・成果
名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所の(右から)瀬川泰知特任准教授、桑山元伸技術員
分子で作られるノット(結び目)やカテナン(絡み目)の合成は1960年代から行われており、近年では分子マシンへの応用が期待され、2016年のノーベル化学賞の授賞理由にもなっている。そうした中、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)の瀬川泰知特任准教授、桑山元伸技術員、伊丹健一郎教授らの研究グループは、炭素だけでノットやカテナンを合成することに世界で初めて成功した。Scienceに掲載された。
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