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2019.09.20 研究・成果

トリウム229のアイソマー状態生成

会見に臨んだ岡山大の吉村浩司教授

 

数億年に1秒しかずれない原子時計よりも、1000倍から1万倍の精度を実現できるのがトリウム229を使った原子核時計だ。そのためには、自然界で最も小さなエネルギーで到達するトリウム229の第一励起状態(アイソマー状態)を実現する必要がある。岡山大学、産業技術総合研究所、理化学研究所、大阪大学、京都大学、東北大学、ウィーン工科大学、高輝度光科学研究センターの共同研究グループは、世界で初めてアイソマー状態を人工的に生成することに成功した。超精密原子核時計の実現に向けた大きな一歩だ。

 

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