2019.12.06 大学等
見送られる「海鷹丸」=東京都中央区の豊海水産埠頭
東京海洋大学(竹内俊郎学長)の練習船「海鷹丸」が、在校生や家族、教員、OBらに見送られながら11月25日、第59次航海(遠洋航海)と第23次「海鷹丸」南極海観測航海に豊海水産埠頭(東京都中央区豊海町)から出発した。
第59次航海では、同大学水産専攻科の三級海技士免許(航海)取得に向けた実習が行われる。また第23次「海鷹丸」南極海観測航海では、文部科学省の南極地域観測事業に基づき、国立極地研究所と連携して南極海の表層から低層までの海洋物理・化学的観測、生物学的観測が行われる。途中、インドネシアとオーストラリアに寄港し、交流会や一般公開が行われる予定。またオーストラリアからは、研究者や大学院生数人が乗船し南極海における共同研究が予定されている。
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