2020.01.01 その他
【さとみ・すすむ】1974年東北大学医学部医学科卒業、84年医学博士。82年東北大学附属病院第二外科助手、84年ハーバード大学研究員、88年東北大学医学部第二外科講師、95年同教授、2004年東北大学病院長、12年東北大学総長、18年4月から現職。
21世紀以降の日本人ノーベル賞受賞者は、アメリカについで世界第2位となり、今年も吉野彰旭化成名誉フェローが受賞した。一方、論文データで見る日本の国際競争力は低下し、大学院生の博士課程への進学率も低下している。こうした状況を打破していくために何が必要なのか。新春インタビューとして、日本学術振興会の里見進理事長にお話を伺った。
先日、ノーベル賞授賞式に出席しました。昨年の本庶佑先生に続いて、吉野彰先生が受賞され、2年連続で日本人が受賞したことは非常に誇らしいことです。現地でも、スウェーデンで会った方々から「やはり日本はすごいね」と声をかけられました。
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