2020.03.27 大学等
AI戦略2019の目標の一つ「文理を問わず、すべての大学・高専生(約50万人卒/年)が、課程にて初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得」を達成するため、内閣府の数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度検討委員会(座長=永田恭介筑波大学長)は、リテラシーレベルの認定制度のあり方をまとめた。内閣府・文部科学省・経済産業省は、年内にも最初の認定申請を受け付ける予定。2021年夏までには教育プログラムを認定する。
AI戦略では、数理・データサイエンス・AIに関する人材について、リテラシーレベル、応用基礎レベル、エキスパートレベルの3つに区分し、それぞれの人材育成方策を示している。特にリテラシーレベルは、いわゆる読み・書き・そろばん的な基本的素養として、大学標準カリキュラムの開発と、優れた教育プログラムを政府が認定する制度の構築を行うとしている。対象は全ての大学生・高専生。
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