2020.04.17 研究機関
理化学研究所(松本紘理事長)は、主体となって開発・整備を進めているスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」を、完成前ではあるが計算資源を可能な限り文部科学省の新型コロナウイルスの対策の関連研究開発に提供すると発表した。「富岳」はこれまで2021年頃の運用開始を目標に開発・整備が進められてきていた。
具体的には、理研からの協力を踏まえて文部科学省が決定する新型コロナウイルスの対策に関わる研究開発の実施課題に対して、「富岳」の開発・整備に支障がない範囲で優先的に計算資源を提供し、技術的支援を提供するという。
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