2020.07.31 研究・成果
今回の成果に関する共同記者会見。左からJA全中の肱岡弘典常務理事、須藤正敏副会長理事、順天堂大の水嶋章郎教授、全国農業体験農園協会の加藤義松理事長
(一社)全国農業協同組合中央会(JA全中:中家徹代表理事会長)は順天堂大学大学院医学研究科の水嶋章郎教授らと共同で、体験型農園の農作業にストレス軽減効果があることを科学的に実証したと7月10日発表した。NPO法人全国農業体験農園協会(加藤義松理事長)の協力で、農作業の前後で唾液中のストレスホルモンを測定。農作業後にストレスで増加するコルチゾールの低下や幸せホルモンであるオキシトシンの増加などが確認された。体験型農園のストレス軽減効果を科学的に検証した成果。農業の医療応用が期待される。
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