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2021.02.05 研究・成果

「従来説より早期」惑星は恒星と同時形成か

理化学研究所開発研究本部坂井星・惑星形成研究室の大橋聡史研究員、仲谷崚平基礎科学特別研究員、坂井南美主任研究員、名古屋大学大学院理学研究科理論宇宙物理学研究室の小林浩助教、台湾中央研究院天文及天文物理研究所ハウユー・リウ助教らの国際共同研究グループは、成長途上にある原始星円盤に「リング構造」を持つものが存在することに着目、このリング構造は惑星形成の始まりに起こる塵の付着成長によって作られた可能性があることを示すことに成功した。
大橋研究員によると「惑星は宇宙に漂う星間塵やガスが集まって形成すると考えられています。近年の研究では、塵が付着して大きくなる様子を数式として再現することが行われてきました。そこで、それらの数式を用いて塵が大きくなる様子をシミュレーションしました」という。

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