2021.02.19 研究・成果
地球温暖化に伴って、絶滅危惧種トウキョウサンショウウオの体サイズが40年間で最大2割拡大していることを、東京都立大学理学研究科の岡宮久規学振特別研究員と草野保助教(当時)らの研究グループが明らかにした。また、一個体のメスが一度の繁殖期に産む卵数についても調べたところ、40年間で最大3割も増加していた。温暖化によって冬眠から覚める時期が早まり、成長に割ける期間が長くなったことがこれらの変化を促したと考えられるという。
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