科学技術の進歩に寄与し
豊かな社会発展に貢献する
唯一の専門紙です。
毎週金曜日発行

TOP > 最新記事一覧 > 「水から水素 効率的に製造」京大、新たな電解触媒OER開発

2021.02.26 研究・成果

「水から水素 効率的に製造」京大、新たな電解触媒OER開発

京都大学白眉センターの草田康平特定准教授、大学院理学研究科の北川宏教授、呉冬霜特定助教らの研究グループは、従来よりも1000倍以上の高活性と10倍以上の高耐久性を併せ持つ水電解触媒の開発に成功した。開発した触媒は、溶液に触れる部分が最も原子が密になっている構造をしている。北川教授は「最初は偶然できたものだったが、触媒の原子構造を精密に制御することで、高耐久性の触媒を設計できた。金属の構造が、触媒の活性や耐久性に与える影響については、これまでほとんど研究されていない。今後、反応中の詳細な構造を解析して、高活性の起源を明らかにし、安価で性能の良い触媒を開発していきたい」と話している。

  • facebook
  • twitter
  • Google +
  • はてなブックマーク
  • LINE
  • Mail
  • 202312-202412バイテク情報普及会A案
  • デジタル版・SNW購読募集
  • 202304-202403_PHC
  • 202112-202208日本分光PR-1s/PR-1w
  • 202112-202208日本分光FT/IR-4X
  • 202104-06_サイエンスジャパン
  • カイロジャーナル
THE SCIENCE NEWS
  • facebook
  • twitter
  • Google +
  • はてなブックマーク
  • LINE
  • 購読申込
  • メール