2021.03.19 研究・成果
都会では、歩道が多い地域に住む人は、歩道の少ない地域に住む人に比べて、認知症発症リスクが45%低い。東京医科歯科大学国際健康推進医学分野の谷友香子助教らは、65歳以上の日本の高齢者7万6053人を約3年間追跡し、近隣の歩道面積割合と認知症発症との関係から明らかにした。American Journal of Epidemiologyに掲載された。
今回、2010年に実施したJAGES(日本老年学的評価研究)調査に参加した65歳以上の高齢者を約3年間追跡し、近隣の歩道面積割合と認知症発症との関連について分析した。
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