左から中山俊憲学長、三木隆司所長、田中知明教授
千葉大学(中山俊憲学長)は、分野横断的に災害医療・災害看護システムを構築するため、新たな教育研究組織「千葉大学災害治療学研究所」を設置したと10月18日発表した。自然災害と新興感染症による複合災害を想定し、直接的な健康被害から長期にわたる環境変化による健康被害までを対象とする災害治療学の確立を目指すと共に、人材育成を推進。災害にレジリエントな社会構築を目指す。同組織は10月1日付で設置され、2022年に亥鼻キャンパス(千葉市中央区亥鼻)にバイオセーフティーレベル3の実験室を備えた新施設の竣工が予定されている。
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