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2022.06.03 研究・成果

「PCR以上の感度」新型コロナウイルスを早く安く正確に診断    理研・東大など装置開発

会見で成果を発表する理研開拓研究本部の渡邉力也主任研究員㊨と                     東京大学先端科学技術研究センターの西増弘志教授

 

理研開拓研究本部の渡邉力也主任研究員、篠田肇研究員、東京大学先端科学技術研究センターの西増弘志教授、東京大学大学院理学系研究科の濡木理教授、京都大学医生物学研究所の野田岳志教授、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の武内寛明准教授、自治医科大学の崔龍洙教授らの共同研究グループは、新型コロナウイルスをPCRと同等以上の感度で9分以内、1回2ドル以下の低コストで自動検出できる装置を開発した。また1塩基単位の変異を識別できる技術も開発し、臨床検体を用いた検証実験では、陽性判定・変異株判定で98%以上の正解率を達成した。渡邉主任研究員は「シスメックスと共同開発を進めており、早ければ今年度中には製品化したい」と話す。

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