2022.11.04 研究・成果
完成した河野太郎デジタル相のアバター(いちばん左)。その右が本人。右から2人目が開発者の石黒浩教授で、その右に座っているのがアバター。
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)インタラクション科学研究所の宮下敬宏所長、大阪大学大学院基礎工学研究科の石黒浩教授のグループは、河野太郎デジタル大臣のアバターを開発し、年内には都内で実証実験を行うと発表した。河野大臣は「デジタル技術で誰一人取り残さない社会を作らないといけない。この技術でいろいろなことができるようになると思う」と話す。
研究チームは、ムーンショット研究開発事業の目標1「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」の中で、ホスピタリティー豊かでモラルのある対話や行動が可能なサイバネティックアバター(CA)の実現を目指している。
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