2023.03.24 その他
放射線防護マスク用のマグネット固定方式メガネ 原子力機構とコクゴが開発
全面マスク内に見えるのが開発に成功したマグネット固定式のメガネ。気密性が保たれ、全面マスクの機能を損なわないのが特徴だ。
メガネをかけたままでも放射性物質などを取り扱える全面マスクをつけられる。日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所プルトニウム燃料技術開発センターは、全面マスク用マグネット固定方式メガネを開発した。同センターの菊野浩品質保証課長は「メガネのテンプル部つるによって全面マスクの気密性を保てなくなるため、メガネをかけている人は点検作業から外していたが、それでは被曝に偏りが生じてしまうため、今回のメガネを開発した。消防など様々な分野へも適用できる」と話す。共同開発を行ったコクゴが販売している。
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