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2023.03.24 研究・成果

音波振動でマウスの妊娠環境を瞬時に構築 岩手大など技術開発

岩手大学理工学部の金子武人准教授らと(一財)動物繁殖研究所の共同研究グループは、マウスの妊娠環境を瞬時に作り出す技術の開発に成功したと発表した。齧歯類の黄体維持に必要な雄の交尾刺激を音波振動で再現。2020年に開発していたラット用の装置をマウス用に改良することで実現した。同装置で妊娠環境を作り出した雌マウスにテイク法でゲノム編集した凍結受精卵を移植すると、遺伝子改変された産子が正常に作出できた。今年中に製品化と発売を予定している。実験動物の効率的な計画生産や動物福祉につながる成果と期待される。

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