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2023.06.09 研究・成果

劇症肝炎の死亡率抑制 急性呼吸不全薬「シベレスタット」が効果

会見に臨んだ和歌山県立医科大学の近藤稔和教授㊨と石田裕子准教授

 

和歌山県立医科大学医学部法医学講座の近藤稔和教授、石田裕子准教授らの研究グループは、アセトアミノフェンの過剰服用などが原因となっている薬物性肝障害に、急性呼吸器不全の治療に用いられるシベレスタットが効果的だということを、マウスを使った実験で明らかにした。International Journal of Molecular Sciencesに掲載された。
「沈黙の臓器」とも言われる肝臓は、必須な物質を合成し、有害な物質を解毒して排出するなど、生命活動に重要な役割を担っている。

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