2023.07.14 研究・成果
国立障害者リハビリテーションセンター、東北大学、国立循環器病研究センター、東京大学、東京農工大学、九州大学、国際医療福祉大学、関西学院大学、群馬大学、大阪大学大学院医学系研究科、岩井医療財団、新潟医療福祉大学、所沢ハートセンターの共同研究グループは、ラットを用いた実験と成人を対象とした臨床試験を行い、適度な運動が高血圧改善をもたらすメカニズムを発見した。
高血圧ラットで、人の軽いジョギング程度に相当する運動(分速20㍍の走行)を続けると、高血圧改善効果、交感神経活性抑制効果があることが報告されていた。また、その分速20㍍で走行中のラットでは、前足が着地するごとに頭部に約1Gの衝撃が加わることを研究グループは明らかにしていた。
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