2023.08.25 政策
トップ10%論文の分数カウントで、日本はイランに抜かれて13位になった。科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、科学研究のベンチマーキング2023を公表し、その結果に多くの関係者が衝撃を受けた。NISTEPの分析によると、イランを含む途上国グループは日本などが投稿する論文誌とは異なり、そうしたグループ同士での共引用によってトップ10%論文数が増加した可能性があるという。とはいえ、日本の科学研究における相対的な地位低下は続いており、この状況を改善するためには様々な取り組みが必要だ。
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