2024.02.23 研究・成果
パナソニックホールディングステクノロジー本部の岡本慎也主任研究員
京都大学大学院理学研究科の北川宏教授、草田康平特定准教授、パナソニックホールディングステクノロジー本部の岡本慎也主任研究員らの研究グループは、シリコン基板上に金銀のナノ合金を形成することで、プラズモニックショットキーデバイスを開発し、光通信・アイセーフ波長に対応する近赤外領域の光電変換効率を向上させることに成功した。岡本主任研究員は「アークプラズマのパルス数で表面のナノ構造を制御できるため、非常に簡単に約1分という短時間でプラズモニックナノ構造を形成できました。今回は新たしいコンセプトを実証できたので、今後さらに研究を進めて、様々なデバイスに展開していきたい」と話している。
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