プロジェクト第2期始動にあたり開いた記者会見に臨んだNEDO関係者、参加企業・研究機関の関係者
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、EV(電気自動車)用の全固体リチウムイオン電池(全固体LIB)の研究開発プロジェクトを推進しているが、世界各国でその開発競争が活発化する中、5年間で100億円を投じる、同プロジェクトの第2期を始動させた。トヨタ、日産、ホンダ、パナソニックなど日本の自動車・蓄電池・材料メーカー23社と、九大、京大、東工大、産総研などの大学・公的研究機関15法人が連携・協調し、全固体LIBのボトルネック課題を解決する要素技術を確立しつつ、プロトタイプセルを用いて新材料の特性や量産プロセス・EV搭載への適合性を評価する技術をオールジャパン体制で開発。世界に先駆け、日本で全固体LIBの早期実用化を目指す。
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