2024.03.29 産業・製品
記者会見を行ったKDDI代表取締役社長CEOの髙橋誠氏(右)とELYZA代表取締役CEOの曽根岡侑也氏
生成AIの基盤となる大規模言語モデル(LLM)の社会実装を進める大学発AIベンチャー企業のELYZA(イライザ=東京都文京区、曽根岡侑也代表取締役CEO)と、KDDI、KDDI Digital Divergence Holdings(KDH)は、3月18日に資本業務提携を締結した。4月1日を目途に、KDDIが43・4%、KDHが10・0%のELYZA株式を保有し、ELYZAはKDDIの連結子会社となる。
記者会見したKDDIの髙橋誠代表取締役社長CEOは、同社として中期的に1000億円規模の計算基盤投資を今後行っていくとし、その計算基盤をELYZAのLLM開発にも使ってもらうと共に、KDDIグループの経営基盤や営業体制などグロースアセットを活かして、ELYZA・KDDIグループによる生成AIの社会実装を推進していくと語った。
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