2024.03.29 大学等
世界各国が優秀なポスドクを雇用し、研究力の向上につなげている中、日本ではポスドクとして大学・研究機関に雇用される人数は大きく減り、2021年度に在籍したポスドクは3年前と比べて約2000人少ない、1万3657人となっている。文部科学省と科学技術・学術政策研究所が日本国内の大学・公的研究機関1187機関に調査したことで明らかになった。前回18年度から14機関減少した。
21年度のポスドク数は、1万3629人(前回1万5589人)で男女比は7対3、平均年齢は38歳で0・5歳上がっていた。国籍を見ると日本国籍が9120人(66・8%)で前回よりも1731人減った。
© 2024 THE SCIENCE NEWS