2024.04.12 研究・成果
北海道大学北極域研究センターのポドリスキ・エヴゲニ准教授、オーフス大学(デンマーク)のモスベック・アンダース博士、ヨハンセン・キャスパー博士らの研究グループは、北極域に生息する海鳥(ヒメウミスズメ)の生活リズムを調査するため、繁殖地で鳴き声や羽ばたき音を長期間録音することで、白夜であっても概日リズムに基づく生活パターンを持っていることを明らかにしたと発表した。繁殖地内のすべての音を連続的に録音し、録音データから鳴き声や羽音を抽出。日照時間に変化がない環境下の鳥類の行動理解に重要な知見となる。
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